今日は、私が妊娠18週の時に受けたシロッカー手術について書こうと思います。
目次
子宮頚管無力症とは
妊娠中、まだ開いちゃいけない時期に子宮頚管が開いていってしまう状態のことです。
無自覚、無症状で開いていくので怖いですね。。
私も18週の時に子宮頚管が、23㎜しかないと言われ子宮頚管無力症と診断されました。(この時期なら40㎜はあってほしいと言われました。)
ちなみに、無自覚・無症状で子宮頚管が短くなることだけを子宮頚管無力症といいます。それに加えてお腹の張りや、出血などが見られると切迫早産や切迫流産と診断されるのだそうです。
手術の種類は2種類
子宮頚管を糸で縛る手術のことを子宮頚管縫縮術(しきゅうけいかんほうしゅくじゅつ)といいます。簡単な話、開いていく子宮頚管を糸で縛って赤ちゃんが下りてくるのを防ごうということです。
手術の種類は2つ。
シロッカー法とマクドナルド法です。
先生の説明を聞いた感じでは、主な違いは縛る位置だけのような気がしました。
シロッカー法が内子宮口側、マクドナルド法が外子宮口側を縛ります。
時間は30分~40分くらいだったと思います。
医師が週数や、状態を見てどちらをするか判断すると思います。(私の場合、手術の時に中を見て決めると言われました。笑)
どちらを選んでも多少のリスクはあります。
週数が進んでいる場合、手術をすることにより破水することもあるそうです。
なので、得られる効果とデメリットを知った上で受けた方がいいです。
手術の流れ
私が経験した手術の流れは、
①当日の0時から絶飲食
②9時に受付して10時から点滴スタート。
③19時に手術
麻酔は帝王切開と同じ局所麻酔でした。なので胸したからの感覚はありませんが、意識はあります。
④術後6時間経過したら水分摂取OKになります。
食事は翌日の朝ご飯からでした。
以上が手術の流れですが、術後からは個人差があります。
モニターをして、張りがあるのかないのか見て、張り止めの薬や点滴が処方されたり、出血の量が多くないか聞かれます。
それによって、入院日数はかわります。
私の場合は翌日に少しの出血がありましたが、すぐに出なくなりました。
お腹の張りもなかったので、入院は2泊3日で終わりました。
手術の費用と医療保険
私が通っている病院は総額約3万5千円程でした。これも病院によって差があると思うので、確認された方がいいです。そして、限度額適用認定証も発行しておいたほうがいいです。
病名が子宮頚管無力症としんだんされての手術だったので、医療保険もおりましたよ。
手術5万・入院1万5千円で6万5千円おりました。ありがたやー
術後の経過 仕事はできる?
仕事は術後2週間は休ませてもらいました。そして、経過も良好で糸も30㎜の所でしっかり縛れていたので仕事も復帰できました。
でも、これも個人差がありますし無理は絶対しちゃだめです。
私も無事に過ぎたことなので、体験談としてブログに書けていますが、その当時は毎日不安で検索魔になってすごしていました。
術後体の変化で思ったのは、オリモノが増えた。今までの妊娠の時よりも多かった。
しかも術後に増えたので、手術がきっかけなんじゃないかと思います。
問題ないと言われたので、気にし過ぎないようにしてました。
抜糸のタイミングはいつ?
私の場合は、帝王切開なので同時に抜糸も行いました。
自然分娩の場合は35週から37週ではとるようで
知人は臨月に入ってすぐに抜糸して、そのまま予定日を過ぎたらしいので、抜糸したからと言ってすぐ生まれるのかというと、そうではないのかもしれないですね。
終わりに
先週無事に第3子を出産しました。
手術をうけてすぐにブログに書こうとも思っていたのですが、私は一型糖尿病でハイリスク妊婦というのもあり、自分の中で万が一の事がちらついて書けませんでした。
ですが、私も当時いろんな方の体験談を見て知識を得たり安心材料にしたりしてたので、私の体験が誰かの為になることがあればいいなと思い、書いて残しておくことにしました。